元アイドルグループ「おニャン子クラブ」のメンバーで、現在は女優として活動してる生稲晃子さん。
実は生稲さんは2011年から5年間の間乳がんで闘病生活をしていたと告白しています。
どれほど過酷な闘病生活を乗り越えてきたのでしょうか?
また現在はどうなったのかなど調べていきたいと思います。
目次
生稲晃子プロフィール
名前:生稲 晃子(いくいな あきこ)
生年月日:1968年4月28日
出身地:東京都小金井市
血液型:B型
サイズ:身長・158cm
学歴:恵泉女学園短期大学英文学科
職業:歌手/女優
趣味:スポーツ観戦/節約/旅行/和装/ゴルフ
おニャン子クラブ会員番号:40番
生稲晃子さんは女性アイドルグループ「おニャン子クラブ」の元メンバー、会員番号は40番。
おニャン子クラブに加入したきっかけは1985年「第10回ホリプロタレントスカウトキャラバン」に応募したことが発端となり、そこでは途中で落選したものの、その後芸能関係者におニャン子クラブのオーディションを勧められデビューします。
生稲さんが当時通っていた高校は芸能活動禁止だったようですが、成績優秀ということもあり、成績を維持し、大学を受験するという条件付きで特別に芸能活動を許可されていたようです。
学業と芸能活動の両立はかなりの努力をされたことでしょう。
6枚目のシングル「恋はくえすちょん」で、4人のフロントメンバーの中の1人に抜擢されます。
着々と知名度と人気を上げていき、ローソンのからあげクンのCMに単独で出演したりと活動の幅を広げていきます。
1987年、「うしろ髪ひかれ隊」のメンバーに工藤静香さん、斎藤満喜子さんとともに抜擢され、「時の河を越えて」でレコードデビュー。
1987年9月20日おニャン子クラブ解散。
「うしろ髪ひかれ隊」としては活動休止の1988年4月まで活動を続けられました。
2001年以降は、女優・レポーター・司会業などを中心に活動されています。
乳がんを発症
ガン発見~手術
生稲晃子さんに最初の乳がんが発覚したのは2011年4月28日…その日は生稲さんの
43歳の誕生日でもありました。
早期発見で腫瘍のある部分を切除する乳房温存手術を2011年5月6日にうけます。
1度目のガン再発
リンパ節などへの転移もなく、再発を防ぐために、右乳房全体に放射線治療や、薬を服用しながら仕事と治療を両立させていましたが、
2012年の夏の終わりにガンが再発してしまいます。
その時の心境を語られています。
「初めてがんが見つかったときよりも、数倍ショックでしたね。再発後は不安を抱えながらも、『このあと、何もなければ』」
2012年9月乳房温存したまま2度目の手術を受けます。
2度目のガン再発
2度の乳がん手術を行った生稲さんですが、ガンが再発してしまいます。
『ちいさくてもがんはがん。あなどれませんよ。おそらくこれが最後の手術ではありません。次に再発をしたら、もう(命の)保証はできません』
2013年10月ガンが再発した生稲さんは医師から「命が危ない」と言われ決断を強いられます。
それは右乳房の全摘出という選択でした。
苦渋の選択だったでしょうが、主治医にも「娘さんが成人するまでお母さんが死ぬわけにはいかないでしょう」と諭され、2013年12月27日に全摘出手術をうけます。
右胸再建手術
乳がんで右胸を全摘出した生稲さん、手術後はこれまで味わったことのない
激痛に襲われる毎日が始まります。
仕事に復帰した生稲さんですが、衣服を着用するとバランスが悪くなり右胸再建手術を決意します。
乳房再建を視野に入れ生理食塩水を少しずつ足しながら右胸の突起を作っていく手法をとっていったそうです。
乳がんの治療で4年8カ月の闘病生活を送った生稲さん、手術の回数は合計5回に及びました。
現在はガンを摘出し、右胸再建手術も行い仕事に復帰されています。
生稲晃子が患った乳がんのステージは?
生稲晃子の乳がんのステージは3
生稲晃子の乳がんステージは3aだそうです。二度目の再発のとき悪性と医師に診断された右胸のしこりは5センチにくわえ、リンパ節の転移もあったため右胸全摘手術を勧めたそうです。
生稲晃子の乳がんのステージとは?
ステージとは(病期)の事で0期から4期まであります。生稲晃子が乳がんステージは3期の3aで生存率は64.1%です。
10年間の生存率は58.74%となっています。
乳がん闘病後生稲晃子の現在は?
生稲晃子さんは5年間の闘病生活を経て、闘病本を出版されています。
抗がん剤治療ではなくホルモン療法を行っている。
現在、生稲晃子さんはがん再発防止のため、女性ホルモンを減らす薬を服用していて
ホットフラッシュという薬の副作用で突然大量の汗が吹き出てきてしまう症状に悩んでいるようです。
「最近は毎朝、汗で突然、起こされる。寝ていても起きていても、更年期と同じ症状で、こうやって状況が変わるとそれに慣れるまで汗が出て。これがやっかいなんです」
ホルモン療法とは?
ホルモン療法とは、女性ホルモンの一つであるエストロゲンを抑えるという方法です。
7割以上の人の乳がんのタイプが「ホルモン感受性乳がん」や
「ホルモン依存性乳がん」で、いずれもエストロゲンの増殖によって発症し、
このタイプの乳がんと診断された場合、ホルモン療法の対象となります。
副作用は、抗がん剤に比べると軽いようですが、女性ホルモンを抑えてしまうことにより更年期障害に似た症状が出る場合があります。
現在芸能界に復帰し活動している生稲晃子さん、まだ病気との闘いは続くと思いますが、ガンに負けず、同じ病気に苦しむ人の希望となるよういつまでも元気で活躍していただきたいと思います。