日本人の父親とスペイン系フィリピン人の母親を持つハーフで、
2004年に女性ファッション誌「cancam」の専属モデルとしてデビューし、
2012年に同誌を卒業した後も、映画やドラマなどにも出演したりと女優としても活躍している高橋メアリージュンさん。
そんな高橋さんですが、2013年に難病である「潰瘍性大腸炎」であることを告白しています。
今回は高橋さんの患った病気や、現在の状態などについて調べていきたいと思います。

高橋メアリージュンプロフィール
生年月日:1987年11月8日
血液型:A型
出身地:滋賀県
身長:169㎝
スリーサイズ:B85-W58-H86
高橋さんは4人兄弟の長女
(左)高橋メアリージュンさん、
(真ん中)が妹のユウさん、
モデルとして活動しています。
(右)弟の裕治さん、
サッカー選手で京都サンガF.Cに所属しています。
お兄さんは一般の方なので画像はありませんでしたが、アメリカで働いているようです。
兄弟揃って美形で有名人でそれぞれが活躍しているってすごいですよね。
高橋さんが芸能界に入ったきっかけは、
2003年に開催された「横浜・湘南オーディション2003」に応募したことからでした。
そのオーディションでグランプリを獲得し、
翌年の2004年4月から女性ファッション誌「CanCam」の専属モデルとなります。
その後、歌番組やバラエティ番組、CMなどにも出演するなど、活躍の幅を広げていきます。
2012年に「CanCam」の専属モデルを卒業した後、女優として現在は活動しています。
高橋メアリージュンの病気とは?
高橋さんは2013年に自身のツイッターで潰瘍性大腸炎を告白しています。
その時のコメントです
なるべく言わないでおこうと思っていたのですが、異常に化粧室に行く頻度が多かったり、皆様にハッキリとしないままご心配をおかけしてしまっているのでご報告させて頂きます。先日、潰瘍性大腸炎と診断されました。少しでも早く治せるよう努めます。皆様ご理解の程よろしくお願い致しますm(__)m
明るくて元気な姿で活躍されている裏で難病で苦しんでいた高橋さん。
2013年8月頃から異変があったようで、トイレに行くたびに血便が出て
「おかしい」と感じたようです。
1日に20回以上トイレに駆け込むこともあったようです。
潰瘍性大腸炎とは?
潰瘍性大腸炎とはいったいどのような病気なのでしょうか?
大腸に慢性的なただれが起きる症状です。
潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜(最も内側の層)にびらんや潰瘍ができる大腸の炎症性疾患です。特徴的な症状としては、下血を伴うまたは伴わない下痢とよく起こる腹痛です。
病変は直腸から連続的に、そして上行性(口側)に広がる性質があり、最大で直腸から結腸全体に拡がります。
主な症状は血便、粘血便、下痢、腹痛で高橋さんも血便がでて症状に気づきました。
この病気の大変なところはトイレに何度の行かなければいけないことです。
腹痛で下痢だと自覚した時にはもうトイレが間に合わないという状況になってしまい、高橋さんはオムツを履きながらドラマや映画の撮影などの女優活動を続けていたようです。
段々と症状は重くなり、高橋さんは「酷くなると何も食べられず、白湯すらも飲めない」状態になり、「初めての経験だったので死んでしまうのかと思った」
と、恐怖を語っています。
2013年11月に病気を公表した当時は映画「るろうに剣心」の撮影真っ只中で、
症状がひどい時は何も食べられなくなり、点滴をしながら撮影を乗り切ったそうです。

潰瘍性大腸炎は厚生労働省より特定疾患に指定されており、いわゆる難病です。
原因は腸内細菌、自己免疫反応の異常、食生活の変化など様々な説が言われていますが、明らかにはなっていないと言います。
発症年齢のピークは男性で20~24歳、女性では25~29歳と言いますので、高橋さんはまさに当てはまっています。
過去には、安倍首相や若槻千夏さんも患っていた病気です。
安倍晋三首相を一度退陣に追い込んだのもこの潰瘍性大腸炎でした。
潰瘍性大腸炎は原因不明の病気
潰瘍性大腸炎は難病指定されている厄介な病気で、現在の医療をもってしても
原因不明の病気で、誰にでも襲い掛かる恐れのある病気です。
この病気は比較的若年成人が多く発症するようで、治療をし改善してもまた再発してしまう可能性のある病気のようで、とてもつらい病気です。
現在の潰瘍性大腸炎の状態は?
診断された翌年には、徐々に体調を取り戻して完治までとはいきませんが、改善されていることを語られています。
高橋は、「食べるものも前ほど制限がなくなってきた」と明かし、「なかなか治りにくい病気だと聞くけど、完治したという声もあるので前向きに治療していきたい。
たくさんの方に励ましてもらったので、これから自分が励ませる人間になりたい」と言葉に力を込めた。
2015年には潰瘍性大腸炎を乗り越え、健康体になったことを明かしています。

モデルを中心に女優としても活躍する高橋メアリージュンが、難病の潰瘍性大腸炎を乗り越え、健康な体を取り戻した喜びを報告している。
高橋は自身のブログに6月29日、「健康あっての美。」と題したエントリーを投稿。数種類の食べ物の写真をアップし、普通に食事ができる体調になっていることを明かした。
闘病生活には妹さんの協力もあったようです。
妹のユウさんとは同居して、どこへ行くときも二人行動で、買い物などの時も最初にトイレの場所をチェックし、腹部を圧迫しない服装を心がけたり、脂っこい食べ物を避けたりとの努力を続け、見事に病気を乗り越えられたようです。
顔面麻痺の症状も?
高橋さんは、顔面麻痺のような症状に襲われ投薬治療を行っていたということも明かしています。
そのきっかけは、初挑戦のコント番組『SICKS』の収録でした。
具体的には「覚えるだけならまだしも、それを刷り込むのが結構な作業で。セリフ言ってるだけで中身は何も無く、これでいいや、こうしてりゃ良いでしょ?というような作り笑い、こなしてる風は大嫌いで…」との自身のこだわりもあり、「撮影本番3日前にセリフ量を見て『ありえない…』と思いかけた」ほど追い込まれていたが、練習に練習を重ねて、緊張の中で本番の撮影を迎えた結果、「とっても体力使ったけど(笑) 本当に楽しかったです!!!」と、本人としてもとても充実した仕事となったという。
ところが、その撮影が終わったあと、「色んな顔をしたので表情筋を凄く使ったわけですが…なんか緊張とかプレッシャーとか色々あったからか、何が理由なのか分からないけど。いきなり顔が『ちょっと休ませて!』と…一部おやすみに入って動きづらくなっちゃいました」と顔面麻痺の症状が出てしまったそう。そのため、現在は「うまく笑えない」状態で、通院して投薬治療を行っているという。
高橋さんの発症した顔面麻痺は、原因が不明の急性顔面麻痺「ベル麻痺」というもののようです。
原因は
寒冷刺激による循環不全
ストレス
局所浮腫(部分的に腫れる)
ウイルス感染
などで高橋さんの場合バラエティ番組番組収録中のストレスが原因だったのではという意見もあります。
ですが、その3日後には治っていたようで、顔面麻痺の診断もされていないということなので、一時的なものだったそうでよかったです。
難病である潰瘍性大腸炎を乗り越えた高橋メアリージュンさん、女優として活躍している高橋さんをこれからも応援していきたいと思います。